最近、「引き寄せの法則」などのコンテンツが再び注目されています。
ヒプノセラピーの暗示に似ている部分もありますが、【さわりだけの引き寄せの法則】は依存的なまま行動しないでいられる部分を信じ込ませてしまう部分があるように思います。
【本当の意味での引き寄せの法則】を知っている人は、実はヒプノセラピーの暗示や潜在意識が関連していること、土台の重要性がわかっている人だと思います。
ヒプノセラピーの暗示は、現実に経験したことからイメージしやすい事柄を、短期間の目標で設定し、そこに向かっていけるように自分で暗示をかけていきます。自分でできそうだという「希望」がきちんと図れます。
引き寄せの法則は、波動とかアファメーション、そんな言葉も出てきますね。
引き寄せの法則がうまくいかなかった人が、ヒプノセラピーに辿り着くことも多いのは、本当の引き寄せの法則を知ろうとする過程からかもしれません。
現実に悩みや目標があって、それを現実に向かわせようと思った時、やっぱり大切なのは「一歩踏み出す」ことと「認める」事です。
なかなかリスクを負えないという人は、「自信をつければ大丈夫」と考えていたりしますが、その先はどうでしょうか。もちろん自信がついたらリスクを考えても勇気でカバーできるようにもなります。ただ、自信をつけた後、どうしたいのかが重要なのですが、その先またつまずくことが多いです。
また、自分で判断をすることで負うリスクを人にゆだねてしまうか、放棄してしまうか。
そしてそんな自分にまた落ち込むという繰り返しです。
悪いのではなく、勇気を出すとか、そんな自分を認めたくないから、苦しいと思います。
理不尽な過去の出来事は変わりません。
理由がわかったところで、解決にはなりません。
このまま苦しいけど挑戦しないで生きるのか、多くは望まずありのままで生きるのか、自分で選択できることです。
悔しさをバネにできる人と出来ない人がいますが、道は一つじゃないってことが言いたいのです。
一直線に登る人もいるし、ゆっくり休憩しながら登る人もいる。
自分を知ることを始めると、方法がわかりやすくなると思いませんか?
本からすべてを学んだり、人からのアドバイスなど、自分にしっくりこないいことまで学ばなくていいんです。
なんだかわからなくなっちゃいますからね!
しっくりくることだけ吸収したらいいんです。
で、やっとしっくりきたんならやってみる!!
それでも動けないと言われたら、こちらとしてもどうにもできないのです。
苦しくて、どうしようもない時、なにもかも嫌になったあと、自分の本音がよくわかります。
そこから変わっていこうとする時、こだわりに気付いたり、変えなくていいことや逆に手放した方がいいこと、新しいことを身につけることに注目できたりします。
このお仕事をしていると、つい悩んでいる人のサポートを全力でやってしまいそうになるのですが、
「あなたがどうなりたいのか」がわからないと、わたしやセラピストはちょっと、いや、だいぶ困り顔になります。
一生懸命考えている姿は、がんばれー!!って素直に思います。が、考えるより感じて欲しい。
その感情と向き合って、ぐしゃぐしゃになって泣いたり、スッキリして笑えたり、一歩踏み出そうとしている姿は、
それこそ本当によくなっていく兆候なんだと感じています。
ちょっと厳しめの内容だったかもしれませんが、
全ては自分の中で起きているんです。
変わりたくないなりに、自分を守ることって必要だったりします。
だから、ダメなんじゃない。
今、変わりたいと思ったのか、変わりたくないと感じているのか、
そこなんです。
セラピールームがじゅまるでは、どちらかというとコーチングよりヒーリングを優先的にやっています。スタートできそうなところに持って行って、あとはクライアント次第です。スタートし始めてつまづいたら、暗示を使ったコーチングに入ります。
あまり先のことではなく、今ちょっとしんどいならヒーリングをお試しください♬